漫画レビュー

チェンソーマン8話感想

この記事はアニメ チェンソーマン第8話までのネタバレを含みます

チェーンソーマンとの出会い

ぶーちゃんは昔からの週刊少年ジャンプの愛読者で、今も電子版ジャンプの購読を行っており、

毎週月曜日のゼロ時になった瞬間にジャンプを読むぐらいのジャンプファンです。

チェンソーマンの作者の藤本タツキ先生は、前作「ファイアパンチ」がジャンプ+でかなり話題となっていたので、

漫画好きの方はチェンソーマン連載開始前から知っていた人も多いのではないでしょうか?

「ファイアパンチ」はかなりダークな世界観で少年ジャンプのイメージとはかけ離れていたので、

その作者がジャンプでどんな作品をかくのか

注目していた人も多いと思います。

連載が始まって、

少年ジャンプっぽいプロットとキャラ構成で始まったときは

「お!かなり少年ジャンプによせてきてるな」

と当初はおもいましたね。

ただ、だんだん普通の漫画じゃないなと思わせるシーンが増えていきます。

そこがアニメの7話、8話あたりからです。

ここらへんからあきらかに話もアクセル踏んで加速していく感じがしましたね。

ぶーちゃんはいつの時期もジャンプの中で最も推しの連載というものがあるのですが、

この辺りからチェンソーマンはぶーちゃんのぶっちぎり1位の推し漫画でした。

チェンソーマン8話と姫野さん

チェンソーマン8話のメインキャラはなんといっても姫野さんでしょう。

藤本タツキ先生の描く女性キャラって

昔ながらの少年漫画にでてくる、いかにも男からみたテンプレ的な女性キャラと違って

いい意味でダメな部分とか欲望を全開にだしていますね

単純に男視点の妄想で描かれた女性という感じではなく

妙にリアリティーがあるというか

(ぶーちゃんはどうしても男目線でしか見れないので、あくまでそう感じるとしか言えませんが)

ジャンプ史のなかでも女性キャラの描かれ方の変遷をたどるだけでも面白そう

姫野先輩も、

酒におぼれてデンジにげろキスしり、お持ち帰りしたりと

やりたい放題ですが、

アキ一筋なところを最期まで貫いていたり、

常に死んだバディの墓参りを欠かさなかったり

人間味あふれるところを見せてくれてましたよね。

すごく自己中なんだけど、憎めないというか、最期をみると切ないキャラですよね

身近な上司としては理想的ともいえますね。

エンディングテーマ

アニメ チェンソーマンの醍醐味はなんといっても毎回変わるエンディングテーマとムービー

今回はTK from 凛として時雨の「first death」

凛として時雨って結構昔から名前を聞くけど

息の長いロックバンドですよね。

今回のエンディングの入り方はシリーズのなかでも屈指の出来でしたね。

アップテンポでかっこいいギターリフからはじまる疾走感のある曲で

アニメの衝撃的なシーンからの流れは最高でした。

幽霊の悪魔にとらえられた姫野先輩のシーンとかも漫画では見れなかったシーンの補完というか

いろんなイメージが広がってよかったです。

チェンソーマン関連の曲だけあつめてアルバムつくってもいい作品が作れそうですね。

なんとなくトレインスポッティングサントラみたいな時代と日本の音楽シーンを切り取った名作になりそうです。

チェンソーマンのこれから

漫画は一部はすでに完結してるので、

もちろんこの後の話も描かれているのですが、

ここからもどんどん盛り上がってきますよ。

藤本タツキ先生は漫画界のレジェンドが作った歴史を現在進行形で塗り替えていくような

鬼才だと思うので、

今連載中のチェンソーマン2部含めて、目が離せないです。